2023年1月に世界初演が行われる井上道義総監督(指揮/脚本/作曲/演出/振付)のミュージカル・オペラ 『A Way from Surrender ~降福からの道~』。

演奏会当日にお渡しするプログラム冊子より、井上道義氏からのメッセージ、あらすじ、キャスト&スタッフ、プログラムノート(プロダクションアシスタント:渋江陽子氏)、エッセイ部分を公開いたしました。

井上道義氏より

「戦争は過去のものとされた時代に私は生きてきました。しかし現実の過去、例えば2幕のマニラ舞台での虐殺、マニラ湾攻撃も想像を絶する酷さで、このオペラの様なものではなく、音楽にも絵画にも物語にさえすることが憚られる出来事でした。この僕の生きた時代の醸し出す様な軽さを装った作品であっても、書き込むときには激しい痛みを憶えました。人は過去から学べないと感じさせる昨今ですが、私は自分を育てた両親、時代、環境、総てを描きおかざるを得ない愛と命の有限さを舞台作品にしました。
 これって、一皮むけばあなたの内面と寸分の違いもないはず」

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